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11月なのに雪ですよ。寒くて寒くて…勘弁してください。朝7:00家の近所にて撮影。 なのに出かけてしまうんですね。別に雪が降ってはしゃいでいたからではないんですが。目的地は、日本にいたときにTVで見たことがある「川底下村」。明清時代の四合院がそのまま残されていて、山肌に接して配置された家々の様子が拉萨の布达拉宫に似ているとも言われています。というわけで、同じ大学の汉语班の留学生2人と当天回郊区旅游です。 現地までは、地铁一号线の苹果园站から929支路というバスで行けるみたいですが、バス停を探すのも面倒だったので、苹果园站から包车して行きました。途中、公安のパトカーとワゴン車の衝突事故で30分立ち往生したり、事故現場を写真に撮った友人が公安に囲まれるというトラブルがありましたが、2時間半で無事現地に到着。 村の全景です。霧と雪ではっきりと見えませんが、なんとなく、布达拉宫に似ている気がしませんか?「川底下村」は、正式には爨底下村といいます。「かまど」という意味の“爨(cuan4)”という字が使われなくなったので、現在は音が似ている川(chuan1)を当てて「川底下村」になったと聞きましたが…この字、ちゃんと変換されるしなぁ??こんな↓説明もされてました。 四合院の入口。入口を入ると「福」の字が出迎えてくれます。 四合院には泊まることもできます。1泊15元(約225円)。なんでしょう、この安さは。ベッドの下で薪をくべて暖かくするそうです。 村には、明清時代の四合院が遺されているばかりか、こんなものも保存されています。 “用毛泽东思想武装我们的头脑”(毛沢東思想で我々の思考を武装せよ) “毛主席万岁”(毛主席万歳) “全世界无产者联合起来”(全世界の無産階級よ立ち上がれ) 夏は大勢の観光客が訪れて賑わうみたいですが、こんな雪の日に遊びに来る酔狂なヒトは少なく、本当に静かで長閑な時間を過ごすことができました。北京市、と一口に言っても日本の四国地方とほぼ同じ広さ。まだまだ穴場がたくさんありそうです。
by jiyanY
| 2006-11-25 22:09
| 中国の生活
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